理事長 二田 哲博 | 姪浜院長 下野 大 | 外観・内装 | 施設紹介(検査) | アクセス・診療受付時間 |
糖尿病 初めて受診される方 | 甲状腺の病気 初めて受診される方
当クリニックでは、糖尿病と甲状腺の病気に関するほとんどの検査を院内でおこなっています。そこには専門クリニックとしての信念とこだわりがあります。熟練した確かな技術を持つ専門スタッフが、高性能の検査機器を使って検査をおこない、検査施設で検体を解析し結果を出す。すべてを院内でおこなうからこそ、高い信頼性と精度を保つことができると考えています。
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生活習慣病になると血圧が高まり、高血圧になることが多く見られます。糖尿病の場合、インスリンの効きが悪くなり血液中のインスリンの濃度が高くなると血管が拡がりにくくなったり、肥満のため血管が圧迫されるため血液が流れにくくなり、心臓が強く血液を流そうと押し出すためなど様々な理由が考えられます。
全身をめぐってすみずみまで栄養分を届ける血液の成分を調べることで、身体の状態を詳しく知ることができます。
血糖値検査
血液中にあるブドウ糖の濃度を測定しています。
血糖はカラダを動かすエネルギー源です。食事や運動などの影響で変動しますが、
血糖の調節(主にインスリンが作用)により、一定に保つことが出来ます。
調節が上手くできなくなると、血糖値が高くなったり、低くなったりします。
血糖値が高い状態が続くことで糖尿病が疑われます。
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
赤血球の中にあるヘモグロビンと、血液中のブドウ糖がくっついたものをグリコヘモグロビン(糖化ヘモグロビン)といいます。
その中でも糖尿病と密接な関係を持つものをHbA1cといいます。
このHbA1c値を測定することによって過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を知ることができます。血糖値と違って食事の影響などは受けません。
糖尿病の診断や血糖コントロールを知るために測定しています。
インスリン
すい臓で合成・分泌されるホルモンです。
血液中のブドウ糖は生命を維持するために重要なエネルギー源で、供給と消費のバランスがとれている時には血糖値は常に一定の濃度に保たれています。そしてこのバランスをコントロールしているのがインスリンです。
インスリンが不足したり、インスリンをうまく使えなくなると糖分がエネルギーとして利用できなくなり、血糖値が上昇します。
TSH(甲状腺刺激ホルモン)
甲状腺を刺激して甲状腺ホルモン(FT4、FT3)を血液中に分泌させるホルモンです。
甲状腺ホルモンを一定に保つはたらきもあり、甲状腺の病気では、血液中の甲状腺ホルモン濃度が高くなるとTSHは少なくなり、甲状腺ホルモン濃度が低くなるとTSHは多くなります。
FT4(遊離型サイロキシン)、FT3(遊離型トリヨードサイロニン)
甲状腺からTSHの刺激により分泌され、全身の細胞に作用して細胞の代謝を上昇させる働きをします。TSHと同時に測定して、甲状腺の働きを評価します。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)甲状腺機能低下症(橋本病など)の診断に有用です。
尿糖
尿の中にブドウ糖がどれだけ出てきたかを測定しています。
尿は腎臓で血液をろ過して作られます。
腎臓はある程度、血糖値が高くてもブドウ糖を尿中に漏出しないようなしくみをもっており、血液中にブドウ糖がたくさんあると腎臓が処理しきれず、尿中に出てきます。
健康な人でも食べ過ぎて糖分を摂りすぎると一過性に出てくることがありますが、尿中にはほとんど出てきません。
尿中微量アルブミン
尿の中にアルブミンというたんぱくがどれだけ出ているかを測定しています。
血液を腎臓でろ過をしているところを糸球体といいます。糸球体はたんぱくを通さない構造になっているので、健康な人の尿中にアルブミンは出てきません。
アルブミンは血液の中でも非常に小さなたんぱくで、腎臓に障害が起きると他の大きいたんぱくよりも早く尿中に出てきます。
糖尿病の合併症のひとつである糖尿病性腎症の早期発見に有用です。
心臓の病気である虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)を発見するための検査です。 糖尿病が進行すると血管に負荷がかかる為、心筋梗塞などの心疾患になりやすく 早期発見するためにはこの検査が必要です。
ポイント | 腕時計やブレスレットを外し、ストッキングは脱いでいただきます。横になって落ち着いた状態で測定していきます。 |
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運動をすることで心臓に負荷を与え、普段隠れている心疾患を発見するための検査です。 特に運動によって起こる狭心症や不整脈の発見に有用です。
ポイント | 運動の途中で胸が痛くなったり、違和感が生じた場合や、足腰の痛み・具合が悪いなどの体調変化があった場合は我慢せずにただちに教えてください。 |
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糖尿病の合併症のひとつである動脈硬化の状態を調べる検査です。血液の流れる速さによって血管の硬さ(PWV)がわかります。
ポイント | 血圧計と一緒に心電図、心音図を装着し測定をします。検査中は動いたり話したりせず安静にしていてください。特に足の血圧計がきつく締まりますので痛みなどがある場合は教えてください。 |
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糖尿病の合併症のひとつである動脈硬化の状態を調べる検査です。上腕と足首の血圧の比によって血管のつまり(ABI)がわかります。
ポイント | 血圧計と一緒に心電図、心音図を装着し測定をします。検査中は動いたり話したりせず安静にしていてください。特に足の血圧計がきつく締まりますので痛みなどがある場合は教えてください。 |
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糖尿病の合併症のひとつである神経障害を調べる検査です。高血糖状態が長期間続くと、血管が傷つき、血液から栄養を供給されるさまざまな臓器に障害がおこります。 神経に障害が起きることで、情報が神経を伝わる速度が遅くなります。感覚が鈍くなってケガに気づかなかったり、低温やけどになったりしてしまいます。この検査では運動をするときに使う運動神経、感覚を脳に伝える感覚神経の速度を測定しています。
ポイント | 普段、しびれなどの症状がある方は検査前に教えてください。症状のある(神経障害が疑われる)側の腕で検査を行います。体内に金属を残す手術などを経験されている方は、安全のため検査ができない場合もあります。電気刺激に弱い方は、無理をせず気分が悪いときはすぐに教えてください。 |
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骨密度検査は骨の中のカルシウムやマグネシウムといったミネラルの量を測定しています。 このミネラル量が減ると骨がスカスカになってもろくなり骨折しやすくなります。 甲状腺の病気の一つ、甲状腺機能亢進症になると体内のカルシウムが減っていき、骨粗鬆症になることがあります。糖尿病の場合は糖尿病性骨減少症になることがあります。これらを早期に発見するのに有用です。
ポイント | 妊娠中の方は施行できません。 |
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胸のレントゲンを撮ることで、心臓に近い血管の動脈硬化や、心室肥大、心臓弁膜症、肺の病気などの疾患を発見することができます。
ポイント | 立った状態で背中からX線を当てます。大きく息を吸い、しっかり止めたところで撮影します。柄物やワンポイントの刺繍がついているシャツの場合は検査着に着替えてもらうことがあります。 ネックレス、ピアス、湿布、磁石の付いた絆創膏等は事前に外してください。 妊娠中の方は施行できません。 |
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甲状腺はのどぼとけの下あたりにあります。そこの写真を撮影します。 甲状腺の腫れや石灰化などをみる検査です。
ポイント | 妊娠中の方は施行できません。 |
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甲状腺はのどぼとけに下にあります。そこに超音波をあてて、甲状腺自体が腫れたり、できものがないか、またリンパ節などに異常がないか観察します。
ポイント | 無理のない程度に頭を後ろに倒していただくとより鮮明にエコーを撮ることができます。首のあたりにゼリーを塗って検査をします。検査中、首元にプローブを強く押さえることがありますので、痛みがあったり苦しかったりする時は教えてください。 |
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首にある大きな血管を頸動脈といいます。この血管の動脈硬化の有無や程度を観察します。 頸動脈に動脈硬化があると、脳梗塞を起こす確率が上昇することがわかっています。 特に糖尿病の方は動脈硬化になるリスクが高いので定期的に検査をおこなう必要があります。
ポイント | 無理のない程度に頭を後ろに倒していただくとより鮮明にエコーを撮ることができます。首のあたりにゼリーを塗って検査をします。検査中、首元にプローブを強く押さえることがありますので、痛みがあったり苦しかったりする時は教えてください。 |
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検査方法 | できもののところに直接針を刺して細胞を採取し、その細胞を染色し顕微鏡で観察を行います。細胞を診る者の熟練度により診断の精度に大きな差が出ます。 |
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所要時間 | 5分程度 |
施行回数 | 病態により異なる |
超音波検査で甲状腺の中に認められたできものの細胞を採取し、詳しく調べる検査です。 超音波検査では良性なのか悪性なのか確認できないため、この検査が必要となります。
ポイント | 細胞をとる針は採血の時の針と同じ太さのものです。針が刺さっている間は約10~20秒間と短い間ですので、その間は咳をしたり唾を飲み込んだり、声を出したりなど動かないようにお願いします。結果が出るまでには2~3週間かかりますので、後日お電話にてお問い合わせください。 |
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検査方法 | アイソトープルームで装置の前に座っていただき、甲状腺のあるのどもとあたりを測定板の前に当てていただきます。検査中、痛みはまったくありませんし、なにも感じることはありません。 |
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所要時間 | 5分程度 |
施行回数 | 必要に応じて |
ヨード摂取率検査とは、微量の放射性ヨードが入ったカプセルを飲み、その24時間後に甲状腺を撮影して甲状腺がどのくらいヨードを摂取するかを測定する検査です。この検査によって、アイソトープ治療をおこなう際に飲む放射性ヨードの量を決めます。 痛みはまったくありません。
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